2019年09月02日

声は変えられる

声に関する質問で、よく挙げられるのが

「声って本当に変えられるの? 生まれつき決まっているのではないの?」

という質問です。


答えは、

もちろん、声は変えられます。


確かに、持って生まれた発声器官は、

他のものと交換することはできません。


でも、超一流のオペラ歌手と私たちの発声器官を

比べても、基本構造はまったく同じなんです。


なのに、なぜあのように美しい声が出せないのか、というと、

発声器官や体の「使い方」が違うからです。



●発声器官の「演奏技術」を高めれば、声は変わる


人の体は楽器によく喩えられます。

楽器には音を響かせる場所がありますね。

フルートなど管楽器なら管の中、

バイオリンなら、木の箱に音を響かせます。


人間も同じように、声帯で生まれた音を、

口の中や鼻の中などの空間に響かせて

楽器の演奏と同じように声を出しているのです。


ここで、思い出してみてください。

同じ楽器でも演奏者によって音色が違いますよね。


同じバイオリンでも、一流のプロが弾くのと、

まったくの初心者が弾くのとでは、音色がぜんぜん違います。

同じ楽器なのに、音が全く違ってくるのは、

演奏技術の差です。


それと同じように、声のトレーニングで「発声器官の演奏技術」を高めれば

誰でも素晴らしい声を出せるようになります。



●トレーニングで「良い声が出る発声器官」に育つ


さらに、発声器官は生きた体ですから、

楽器より状態が変わります。

トレーニングを続けると、発声器官は、

良い声が出やすい楽器に育っていきます。


演奏技術だけでなく、楽器のレベルもあがるのですから、

「トレーニングで声が変わるのは当然」といえますね。





●人前で堂々と話せるレッスン

第1,3水曜日 19:15〜20:45

会場:JEUGIAカルチャーセンターイオンモール新潟南


※レッスンの入会、体験をご希望の方は、

会場までお電話(025-383-1331)ください。
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2019年09月01日

「良い声」「喉の健康」のために、呼吸は「鼻呼吸」

●「鼻呼吸」がいい理由


息をする時は、「鼻呼吸」を心がけましょう。


日本人は「口呼吸」をしている人が多いと言われますが、

健康上、たいへんよくありません。


口呼吸は、乾燥した空気や、ホコリや雑菌のまじった空気を

喉に直接吸い込んでしまいます。


その結果、

免疫が低下したり、疲労感や

口臭、イライラ、肌荒れを引き起こしやすくなります。


また、発声にとっても大きなデメリットがあります。

喉の粘膜が乾くため、声帯に大きな負担がかかってしまうからです。


一方、鼻には、空気を温めて、ちょうどいい湿度にする機能があるので、

「鼻呼吸」は、喉の粘膜を乾燥させにくいというメリットがあります。


喉の健康を守って良い声で話したいなら、

いつでも鼻呼吸を心がけましょう。



●口呼吸から鼻呼吸に変える方法


たいてい口呼吸という方は、

がんばって鼻呼吸に変えていきましょう。


口呼吸を放っておくと、鼻がつまってしまい、

ますます鼻で息がしずらくなります。


あまり使わない体の機能は、衰えていくからです。


最初は鼻で息をするのは大変かもしれませんが、

がんばって続けていくうちに

だんだんと鼻の通りがよくなってきます。


声と心身の健康のためにも、鼻呼吸を心がけましょう。




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2019年08月31日

呼吸のしくみ

呼吸は、生命維持だけでなく、発声にとっても大事な役割を果たしています。

「呼気(吸った息)」を使って声を出しているからです。

では、私たちは、どうやって呼吸をしているのでしょうか。



●呼吸のメカニズム


201164105258ytgEt.jpg
(上の器官が肺。下は横隔膜)


肺は、上は鎖骨の上まで、背中は背骨の後ろまでまとわりつくように、

心臓を包み込むようにして、たっぷりと上半身をみたしています。


そして、肺は心臓と違って、自力で動くことができません。

次の2つの方向の力を借りて動きます。


@肋骨を動かして胸郭を膨らませる力

肋骨の間にある肋間筋の働きで、胸郭がふくらんだりしぼんだり

します。


➁横隔膜を動かす力

横隔膜とは、腹腔と胸腔を隔てているドーム状の筋肉の膜です。

通常は、左側の図のように、肺の方に盛り上がっています。

この時、空気は抜けている状態です。


この横隔膜を引き下げると、肺が膨らんで空気がはいってきます。

そして肺から空気が抜けるにしたがい、横隔膜も少しずつ上がっていきます。




● 横隔膜コントロールを身につけましょう

良い声のためには、横隔膜を動かす感覚を覚えましょう。

肋骨を動かすよりも、繊細にコントロールでき、

声も安定しやすいからです。




●「横隔膜の動きを感じる」実験


では、横隔膜の動きを感じる実験をしましょう。

まず、口をしっかり閉じて、息をいっぱい吸います。


吸ったら、鼻をつまみます。

そしてさらに、息を吸おうとしてください。


お腹の中で、クックッと抵抗を感じる場所を感じることができたら

実験成功。

それが、横隔膜の感覚です。




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2019年08月30日

「声の支え」と「横隔膜」について

「正しい発声」「良い声」にとって大事な要素の一つ

「声の支え」について説明します。



● 声の支えをつくる「横隔膜」について


横隔膜とは、胸と腹部を隔てた、ドーム状の筋肉の膜です。

201164105258ytgEt.jpg
(上の器官は、肺。下は横隔膜です)


横隔膜を引き下げると肺が膨らみ、空気が入ってきます。

そして、空気が抜けるにしたがって、横隔膜は上に戻っていきます。




●「声の支え」とは?


横隔膜を引き下げて

一気に元に戻らないよう押さえることで生まれる力を

声の支えといいます。




● 「支えのある声」が出せないデメリット


発声トレーニングをしたことがない人は

「声の支え」が無い人がほとんどです。


「声の支え」がないと、

・弱々しい声しか出せない

・喉に頼った発声「喉声」になってしまう
(喉声は、「聞き心地のよくない声」「不自然な声」「アニメ声」の原因になる)

・話していて声が上ずったり、裏返ったり、震えたりしやすい

・アガると一気に横隔膜が上がって、まともな声が出せなくなってしまう

といったデメリットがあります。




●アガり対策にも、「声の支え」が効果的


「声の支え」を身に着けると、

いつでも、たとえアガっても、

安定感のあるしっかりした声で話せるようになります。


「アガると声がおかしくなって、ますますアガってしまう」悪循環に

ハマってしまう、という方は、ぜひ「声の支え」を身につけましょう。

「アガっても、しっかりした声を出している」自分の声を聞いて、

落ち着きや自信を取り戻すことができますよ。




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2019年08月29日

「喉を開けるとは?」 喉に関する知識

発声器官図.jpg


● 喉には、「上の喉」と「下の喉」がある


喉には、「咽頭 (咽頭)」と「喉頭 (こうとう)」の2つの部位があります。

咽頭は、口の奥の突き当り(耳鼻科で口を開けてペンライトで照らされたり

薬を塗られる辺り)の部位で、「上の喉」と呼ばれ、

喉頭は、喉仏の辺りにあって、「下の喉」と呼ばれます。




● 「喉を開ける」とは


上の喉「咽頭」を引き上げ、舌の喉「喉頭」を引き下げることで、

喉を上下に縦方向に開けることを、「喉を開ける」「喉開け」と言います。


「喉開け」は、「良い声」を出すための第一条件です。

「声を良くしたい」「声の悩みを改善したい」なら、

ぜひとも身に着けましょう。




●「喉開け」の注意点


「咽頭を引き上げよう」「喉頭の辺りを下げよう」など、

「特定の部位」を意識して動かさないようにしましょう。

喉に力みが入って上手く開かなくなったり、喉が詰まってしまいます。

「指をこのくらい曲げよう」と操作するのと違って、

体内にある発声器官を思うように操作するのは、難しいものです。


そこで、発声トレーニングでは、「喉を開けるのに有効なイメージ」を使って

喉開けをおこないます。


「有効なイメージ」をしながら声を出すと、

発声器官の形が良い声が出る形に変わります。

その結果、喉が楽に開いたり、良い声が出せるようになりますよ。




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2019年08月28日

声が出るしくみ

発声器官図.jpg


肺からの呼気が、閉じた声帯(2枚の帯状になっています)の間を

無理やり通過することで、振動音が生まれます。

この音は、「声のもと」になる音で、「喉頭原音(こうとうげんおん)」と呼ばれます。


喉頭原音は、草笛を吹いたような「ビーッ」という原始的な音です。

この音を口の中や鼻の中の空間(口腔と鼻腔)で響かせることで、声になります。



発声トレーニングでは、

「喉頭原音の質を良くする」と「(口腔鼻腔内で)喉頭原音を上手に響かせる」

この2つの面から、声を良くしていきます。


「声の原材料」を良質にすると同時に、

「原材料を加工する技術」を高める。

すると、出る声が格段に良くなります。


良質な食材を使って上手に調理をすると、おいしい料理になるのと同じですね。

「トレーニングをすれば、誰でも良い声を出せるようになる」のは、そういうわけです。




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2019年08月27日

新しいカテゴリーを追加しました

受講者の方が、発声器官や発声のしくみについて復習したり、

理解を深めることができるように、

新カテゴリーを追加しました。

カテゴリー名は、「発声のしくみ」です。


「声はどうやって出るのか」

「喉を開けるとは?」

「横隔膜の働きについて」

など、徐々に追加していきます。


レッスンの復習等に活用してください。




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2019年08月26日

「なかなかうまくできない」と感じる時は、どうすれば? ➁

「レッスンで習ったことが、なかなか上手くできない」

そう感じる時は、講師に相談しましょう、というお話をしました。


では、レッスン以外の「一人で練習している時」に

「上手くできない」「なかなか上達しない」と感じた時は、どうすればいいでしょうか。


「どうすれば、今より少しでも良くできるかな」と考えましょう。


「今より少しでも良くするには?」と自分に問いかけることで、

上達にとってプラスになる行動が起こりやすくなります。


「そういえば、大事なポイントを忘れていた」と気づいて修正するようにしたり、

「発声の基本を守っているか一つ一つチェックしてみよう」と思いついて、

ズレを調整するようにしたり。


「今より少しでも良くするには?」と考えて、プラスの行動を起こす。

そうすることで、マイナス思考に囚われずに済み、

成長につながる行動を積み重ねることができます。


「こんなに努力しているのに、まだできない」

「自分には、向いていないのかな」

など、マイナス思考に囚われやすいと、

物事が長続きせず、挫折しやすい人になってしまいます。


「なかなか上達できない」と感じる時期は、誰にでも、何度でもあるものです。

その都度、「どうすれば少しでも良くできるかな」の方針で乗り切りましょう。

そうすれば、いずれは「なりたい自分」になれますよ。




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2019年08月25日

「なかなか上手くできない」と感じる時は、どうすれば? @

昨日の記事の続きです。


「なかなか上達できない」と感じる時、どう乗り切ればいいのでしょうか。

2つの方法をご紹介します。


1つは、「習っている講師に相談する」。


「レッスンで習ったことが、なかなか上手くできない」

「以前と変わり映えしない気がする」

そう感じることがあったら、

レッスンを受けている講師(私ですね)に相談しましょう。


「どうすれば上手くできるようになるか」を教えてもらえたり、

うまくできない原因になっている「ズレ」を見つけて

良い方向に戻すことができますから、

遠慮せず相談してくださいね。


自分一人で悩まずに、講師に相談できる。

レッスンに通っている人だけの特権ですから、

ぜひ活用しましょう。



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2019年08月24日

続けていれば、いずれできるようになる

今日は、「できるようになるまで、続けましょう」というお話をします。


何かの技能をものにするには、「継続」が必要不可欠です。


そして、習いごとは、

「続けていさえすれば、いずれ必ず身に着く」ものがほとんどです。

もちろん、発声や話し方も同じことが言えます。


かつて「何かを身に着けようとしたのに

できるようになれなかった」ことがあるとしたら、

その理由は、「継続が足りなかったから」です。


「自分には向いていなかった」

「がんばったのに、できなかった。自分にはムリだったんだ」

と思っていたとしても、

本当の理由は、「できるようになるまで続けなかったから」。

これに尽きます。


もしこれから何か「身に着けたいこと」に挑戦するなら、

「できるようになるまで続ける」つもりで取り組みましょう。


次回は、

「できるようになるまで続ける」決意がゆらぐ原因、

「スランプ」の乗り切り方についてお伝えします。

「なかなか上達できない」と感じる時期は、誰にでもあります。

上手に乗り切って、「続けられる人」になりましょう。




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