2015年11月08日

「ふだんの会話で喉開けを忘れてしまうんです」 〜習ったことを習慣にするには〜

「レッスンや家で練習するときは『喉開け』を意識しているのに、

ふだんの生活ではすっかり忘れてしまって……反省しています」

発声トレーニングを始めて少し経つ方がこう話してくれたことがあります。


「練習中は気をつけているのに、ふだんは忘れる」

この状態は誰でも通る道です。


「忘れてしまった……」とがっかりしたり、

自分を責めたりしないで大丈夫。


「忘れていた」と気づいたら、すぐに

「よし、これからまた意識しよう」と思えばそれで充分です。


(「明るく、軽やかに、カラッと」でしたね。

心と体がリラックスしているほうが、良い声も出やすくなります)


何度も何度も「忘れていた。また意識しよう」を繰り返していくうちに

「忘れずに意識している時間」がだんだんと増えていきますよ。


それでは今から、「喉開け」を習慣にするコツを紹介します。


何か話す時、電話で話す時でも、あいさつをするときでも、

ことあるごとに第一声を出す前に「あくびの喉」になるようにしましょう。


声を出す時は必ず「喉」と心の中で言うようにするのも、

「喉開け」を思い出させてくれるキッカケとなるので効果的です。


トイレや洗面所などの壁、冷蔵庫のドアなど

ふだんよく目につく場所に「喉を開ける」と書いた紙を貼るのも効果があります。


ぜひ試してみてください。


明日は月曜日。一週間がんばりましょう。

posted by ヴォーチェ at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月09日

意識したもの勝ち! 〜声、話し方を意識する時間が多い人ほど上達できる〜

こんにちは。

今日も「良い声」「正しい発声」を意識して過ごしていますか。


ここに来ることで皆さんが発声や話し方を意識する習慣が身につくといいな、

と思って毎日このブログを書いています。


日常生活でも声や話し方を意識できる人ほど上達できます。


「前回のレッスンから一度も声のことを考えなかった」

「レッスンの時だけ良い声を出そうと思った」

という状態では、上達は難しいでしょう。


ふだん無造作に声を出していたら、せっかくレッスンや発声練習の時に

良い声を出せるようになっても、「その場かぎり」。

「ふだんの会話でも良い声で話せる」状態に近づけません。

発声練習のことすら、すっかり忘れてしまうかもしれません。


いっぽう、

「あ、喉開けをすっかり忘れて話していた」と一日に何度も気づいては、

「次は喉を開けて話そう」と意識しなおす。


こういう人は、いずれ「良い声で話そう」と常に意識できるようになり、

やがて「意識しなくても良い声で話せる」ようになります。


上達にとって日々の練習は不可欠ですが、

「ふだんから声や話し方を意識する」ことも、とっても大事。


そのための「きっかけ」「思い出させてくれるもの」として

このブログを活用してもらえたらうれしいです。
posted by ヴォーチェ at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月10日

「良い声」でよい一日にしましょう

今日も「良い声」を意識して過ごしていますか。

少しでも意識できたなら、イイ感じです。

これからだんだんと思い出す回数、時間が増えていきますよ。


「少しどころか何回も思い出しました」という方、すばらしい。

これからもその調子でがんばりましょう。


もし、ぜんぜん意識してなかったのなら、どうすればいいのでしょうか。


そう、がっかりしたり自分を責めることなく、

「あ、そうだった! 次は良い声で話そう」と

パッと意識しなおせば大丈夫ですよ。これから、これから。


それでは、良い声で、良い一日にしましょう。

posted by ヴォーチェ at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月13日

喉が開きやすくなる! 喉ゆるゆるハミング

●朝いちの「喉開け」のコツ


朝起きてすぐは、声が出にくいですね。

喉は寝ているあいだに詰まってしまうからです。

朝起きたらなるべく早いうちに「喉開け」をしましょう。

一日のスタートから良い声で話せるようになりますよ。


朝起きてすぐに「喉開け」をするときのコツは、

「無理せず徐々に開けていく」


起きてすぐは声帯や周辺の筋肉が硬くなっています。

いきなりガバッと開けようとすると喉にたいへん負担がかかってしまうので、

様子をみながら少しずつ開けていきましょう。



●「喉ゆるゆるハミング」で、喉をゆるめましょう


朝起きてすぐに全力で走ったり、激しい運動をしたりしないですよね。

まず最初にストレッチなどのウォーミングアップをしてから走るでしょう。


それと同じように、「喉開け」の前に「喉をゆるめる」ひと手間を加えると、

喉に負担をかけず、スムーズに喉が開きやすくなります。


それでは、「喉をゆるめるハミング」をご紹介しますね。



「喉ゆるゆるハミング」


手順@ 口を閉じます。

ポイントは、

・上下の歯はくっつけない。

・あごは、ゆるゆるに脱力して下がった状態で。(力が入って持ち上がった状態は×)

 ギリギリなんとか口が閉じている感じになっていますか?
 口の中の容積をできるだけ広くとりましょう。


手順A この状態のままハミングをする。

牛やウシガエルの鳴き声のような、口の奥にこもった感じのハミングで。

喉仏は下がった状態がベスト(無理に下げなくてもいいです。「無理」にすると力が入ってしまうので)


やってみて、喉のあたりが楽に広がっている感じがしますか?

ゆるゆるに広げて、こもったハミング「ん〜」を。


朝の支度をしながらでも「ん〜ん〜」しましょう。

「いつもより喉が開きにくいなあ」と感じるときにも、おすすめです。

喉が楽になってきますよ。
posted by ヴォーチェ at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月17日

受講者のみなさんへ

●今日は「声美人レッスン」でした


「声美人レッスン」の受講者さん、今日はおつかれさまでした。


「声を前へ前へと運んでいたら、内向きだった気分が積極的になってきました」

と話してくれましたが、まさにそうですね。

「前へ前へと運び続けるイメージ」が正確にできている証拠です。すばらしい。


引き続き「喉を使わずに声をなめらかに前へ前へ運びつづける」練習、

さらに「そこに“雪掘り”を追加して両立させる」練習もがんばってください。

どんな感じかまた次回聞かせてくださいね。



●明日は「人前で堂々と話せるレッスン」


さて、明日は「人前で堂々と話せるレッスン」です。


いよいよ「恐怖のスピーチ発表」本番ですね。

なんて、怖がらなくても大丈夫です。


まずは、気楽に、あなたの現状を

「人前で話す時、このような感じで話しています」という様子を

見せてください。


そこから、「みなさんがこれから上達するために必要なアドバイス」を

差し上げることができます。



上達するには「恥をかいたもの勝ち」です。


失敗したり、練習した通りにいかなかったり、

恥ずかしい思いをするのは、「上達に必要な経験」です。


これからたくさん経験を重ねていきましょう。


そうそう、明日は「文章の型」を一つご紹介します。


相手に伝わるスピーチや説明ができるようになりたいなら

身につけておきたい「文章(セリフ)の組み立て方」をお伝えします。


お楽しみに!


posted by ヴォーチェ at 19:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月28日

今日も良い声で過ごしましょう

ここ最近、「考え方」や「文章の型」についてのお話が続いていましたが、

発声練習も続けていますか。

「良い声で話そう」と意識して過ごしていますか。


「練習も続けて、良い声も心がけていた」という方、

すばらしい。

その調子で、昨日よりますますレベルアップを目指しましょう。


「あっ! 忘れていた」と思ったなら、

今から再開しましょう。


がっかりしたり、落ち込む暇があったら

「今すぐ始める」。


何度忘れても、失敗しても、だいじょうぶ。

またやり直せばいいんです。


あきらめずに再トライする人は必ず上達できます。


それでは、今から一緒に喉開けをしましょう。

そして、今日も良い声で過ごしましょう。
posted by ヴォーチェ at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月07日

声が出にくい時は

「今日は声が出にくいなあ」「いつもより声の調子がよくない」と思ったら

次のポイントをチェックしてみましょう。


・喉が詰まっていませんか

・朝起きてから「喉開け」をしましたか

・喉で押す、喉を詰めて話すなど「喉に頼った発声」をしていませんか

・体に力みが入っていませんか(首、肩、胸などの上半身は特に注意)

・声が口元で止まっていませんか

・精神状態は良好ですか

・以前に指摘された「癖」が戻っていませんか


「なんだか声が出にくい、調子が良くない」と感じる時は、

たいてい、正しいやり方からズレてしまったり、

自己流の発声に戻っています。


なので、「今日は調子が悪いから、しかたない」とすぐにあきらめずに、

以上のポイントをチェックして、当てはまるところが見つかったら

改善しましょう。


これを習慣にすると、ズレに自分で気づいたり、

調整できるようになっていきます。

次のレッスンまでの間に大きくズレてしまうことが予防できます。


「調子が良くない」と思う時も考え方しだいで

いいトレーニングになるというわけです。

どんな時も前向きに楽しんで取り組みましょう。



※風邪で喉を傷めている、声の出し過ぎで喉が疲れている、という時は

無理せず、喉を休ませましょう。
posted by ヴォーチェ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月08日

【告知】声量アップのトレーニングをしましょう 〜声のキャパシティを広げる〜

●声量アップを目指しましょう


「声美人レッスン」「人前で堂々と話せるレッスン」ともに、

「あめんぼの歌を使って、喉に頼らずお腹を使って声を出す」トレーニングを

しばらく続けてきましたね。


みなさん、「喉に頼らない」感覚もだんだんと掴めてきたのではないでしょうか。


そこで、これからはさらに「声量アップ」を目指しましょう。

(「声量アップ」のやりかたは、次回レッスンでお伝えします。)


今まで「大きな声を出そうとしなくてもいいので」とお伝えしていたのは、

喉に頼らない感覚がつかめないうちに「大きな声を出そう」とすると

喉を使った声量アップになってしまうからでした。


これからも「喉を使わない」意識をキープしながら、

声量アップもしていきましょう。



●どうして「声量アップ」が必要なのか


「私は、大きな声を出せなくてもいいかな。

仕事でも大きな声を出すことってあまりないし」

そう感じた人もいるかもしれません。


たしかに、「日常生活で大声を出す必要のある場面は、そう度々ない」

という人も多いかもしれませんね。


とはいえ、どんな立場、状況にいる人でも

良い声で話せるようになりたいなら

「ふだんの話し声よりも大きな声が楽に出せる」必要があります。


「ふだんはそんなに大きな声を出すことはなくても、

出そうと思えば、もっと大きな声が楽に出せる」



この状態になることが大事です。


その理由を今から3つ挙げます。



@「声の材料」が少ないと発声トレーニングの成果が出にくい


発声トレーニングの成果を出すには、ある程度の声量が出せる必要があります。


陶芸にたとえるなら、小さい声しか出せない人は、焼き物の材料である「粘土」が

ほんの少ししかない状態です。


粘土がおちょこ程度の量では、いくら技を磨いたとしても、茶碗や壺は作れませんね。


それと同じように、小さい声しか出せない状態だと

他の発声テクニックが上達したとしても、なかなか良い声になれない、

というわけです。



A必要な場面で大きな声が出せないと困った状況になる


たとえば、人前で話す場面や誰かと会話している場面で

聞き返されたり「もっと大きな声を出して」と言われた時、

楽に声量アップできないと、がんばって声を張り上げる発声になりがちです。


張り上げた声は、相手に「聞いていて痛々しい」と感じさせたり、

「怒っているの?」と感じさせたりします。


また、「カフェで店員さんを呼ぶ」など、

遠くにいる人に声をかけたい場面でもなかなか相手に気づいてもらえないため、

声を張り上げてしまったり、

あきらめて「相手との距離が近くなるまでは話さない」

消極的なコミュニケーションになりがちです。



B声量に余裕があると、聞き心地の良い声になる


「出そうと思えば、もっと大きな声が楽に出せる」。

この余裕があると聞き心地の良い声になります。


たとえるなら、

「ふだんよく出す声量以上は張り上げないと出せない」人は

原付バイク。

「出そうと思えば普段の声量よりずっと大きな声が楽に出せる」人は

ポルシェ。


この2台が時速80キロで走ろうとした場合、


原付バイクは、なんとかエンジンを頑張ってふかして

ウィンウィン言わせながら走ることでしょう。

見ていて「バイクに負担が相当かかっていそう……大変そう……」。


ポルシェのほうは……もちろん、余裕の走りでしょうね。

どこにも無理がかかっていないし、見ていて安心感がある。


これと同じことが、発声にも言えます。


「出そうと思えば、もっと大きな声が楽に出せる」。


この「余裕」を手に入れて、

聞き心地の良い声で話せるようになりましょう。
posted by ヴォーチェ at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月09日

声量アップのトレーニングで声の基礎体力をつくりましょう

前回の記事http://voce.seesaa.net/article/430884912.htmlでは、

「余裕で声量アップできる技術」が必要な理由をお伝えしました。


出そうと思えば楽に声量アップできないと

大きな声をださなければいけない場面で、

「声を張り上げる」などの苦しい発声になります。


発している本人が苦しい時、

聞いている人たちも苦しく感じてしまうので、

楽に声量アップできる技術を身につけましょう。



これからレッスンでおこなう声量アップのトレーニングは、

「声の基礎体力づくり」とも言えます。


声の基礎体力がない人なのに、

「私は頑張らなくてもちゃんと大きな声が出せている」

と思っている人もいますが、

それは喉で詰めて出しているからです。


喉で詰めて出す声は突き刺さるような痛い声です。

これでは、周りの人は快適ではないですね。


またこの「キツイ険のある声」は、

「性格がキツイ」という印象を与えたり

人間関係を壊す「最凶の声」なので要注意です。



みなさんは、「楽に、良い声で」声量アップできる技術を

これから身につけていきますので、安心してくださいね。


次回は「喉の健康」についてお伝えします。

喉を傷めやすい季節ですので、ぜひ参考にしてください。
posted by ヴォーチェ at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月10日

口呼吸より鼻呼吸

呼吸をするときは、鼻呼吸を徹底しましょう。


鼻には、空気を温めて適度な湿度を与える機能があり、

喉の粘膜を乾かさないというメリットがあるからです。


いっぽう、口から吸うと、

空気中の細菌やほこりなどが直接体に入ってしまいます。

喉も乾燥して傷みやすくなります。


なので、歌手の中にはふだんずっとマスクをして過ごしている人もいるそうです。

そのくらい「乾いた空気を口から吸わない」ことは

声帯の健康にとって大切な方針なのです。


日本人は口呼吸をしている人が多いといわれています。

あなたはどうですか。


鼻呼吸ができる状態なのに口呼吸でいることが多いと、

鼻づまりをおこしやすくなって鼻呼吸がますます困難になります。

そして、息苦しいのでまた口呼吸に頼り、

ますます鼻が使えなくなるという悪循環に陥ります。



【口呼吸がよくない理由】

・ウィルスが除去されない冷たい乾燥した空気が喉に直接吸入される

・免疫力の低下や疲労感の増加、病気の原因

・口臭、イライラ、肌荒れの原因



ちなみに、歌手が歌っているときのブレス(息継ぎ)は、

口をあけたままでおこなうので、

「口で息継ぎしている」ように見えるかもしれませんが

実際には鼻から吸っています。


歌声に影響しないようスムーズにブレスをするために

「口を開けたまま鼻で」吸っているんです。


話す時も歌う時も、息を吸う時は鼻から。

いつでも鼻呼吸を徹底しましょう!

posted by ヴォーチェ at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする